この『予防知識』のページはカラダにまつわる健康のための知識としてご案内していきます。さて、記念すべき第1回目は『姿勢』についてお話します。
みなさんの中で「私、猫背で…」といわれる方、おそらくたくさんおられるかと思います。実際に「猫背は治りますか?」という質問をよく耳にします。率直な答えをだすと、「yes」です。でも猫背を治すにはかなりの自らの努力が必要です。
「腹筋と背筋を鍛えればいいの?」には「No」です。腹筋と背筋を鍛えれば確かに効果はないとは言えません。腹筋と背筋を鍛えるだけでは足りないのです。筋力が発達している人でも背スジがまっすぐとは限りません。筋肉隆々のいわゆるマッチョの人はトレーニングをしている自分の姿や日常の中で鏡やガラスに映った自分の姿を見るたびに意識的にスッと姿勢をただして自分の筋肉にホレボレしているからなのです。
つまり、筋肉up = 姿勢up だけではありません。
ではどうすればいいのか。それは先ほどマッチョの人のお話でもでた『意識的』というのがキーワードです。意識的に胸をはる。これもいいと思います。でも長時間胸をはって歩いたりしているのは難しいことです。しかも胸をはるということは背骨のなかで胸のあたりの背骨しかそりかえってません。根本的に姿勢をただすというのは骨盤からまっすぐにしないと背スジや頭がまっすぐになりません。
骨盤をまっすぐとは…
ヒトのカラダというのはもともと4足歩行の動物が進化してきた動物なので、カラダはおのずと前とたおれるようにつくられています。つまり前にたおれこまないように骨盤の位置でしっかりとまっすぐにしてあげるとよいのです。
やり方は、「お尻の穴に力をいれる」です。トイレをがまんしているときをイメージしてください。あれが骨盤をまっすぐにする姿勢です。とくに歩いているときにするとより効果的です。背スジをまっすぐにあるくことで、軽い膝の痛みがあるヒトは改善することもあります。それだけ姿勢が悪いとカラダに影響がでてくるものなのです。
街にでて歩くとき、ちょっとお尻に力をいれて歩いてみてはいかがですか?
